現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > ドリフトは日本発祥……ならば日本人たるもの1度はやってほしい! ドリ車にオススメのモデル4選と中古の現状

ここから本文です

ドリフトは日本発祥……ならば日本人たるもの1度はやってほしい! ドリ車にオススメのモデル4選と中古の現状

掲載 27
ドリフトは日本発祥……ならば日本人たるもの1度はやってほしい! ドリ車にオススメのモデル4選と中古の現状

 この記事をまとめると

■世界的に人気な「ドリフト」は日本発祥といわれている

「ラリーとドリフトのドライビングはすべてが違うが経験は役に立つ」 FDJ開幕戦でWRC王者ロバンペラに直撃インタビュー!!

■ドリフトを始めるためにオススメなクルマを紹介

■人気車の価格高騰がネックになっている

 ドリフトデビューにオススメなクルマたち

 リヤタイヤを意図的にスライドさせて走るドリフト。日本発祥のこの走りはいまや世界的に行われている競技であり、WRC王者が日本の大会に参加するなど話題を集めている。

 そんなドリフトを始めてみようと思ったときに、まず重要になるのが車種選びである。リヤ駆動が望ましいが、だからといってリヤ駆動ならなんでもいいわけではない。挙動もさることながら、パーツの豊富や拡張性も、クルマ選びで重要なポイントになる。

 1)シルビア/180SX

 ドリフトの王道車種。タフなSR20DETエンジンはパーツも豊富だ。ノーマルでは250馬力ほどだが、ボルトオンタービンにECU書き換え、マフラー交換程度で300~350馬力くらいのパワーアップは可能。

 いまとなっては軽量なボディに、チューニングすればそこそこパンチのあるエンジン。リヤがマルチリンクでよく動くサス構成という、ドリフトするには申し分ない1台。とくに180SXはリヤのガラスハッチのお陰で動きがもっさりとしていて、さらに初心者にはドリフトしやすい。

 が、問題は何もかも高いこと。車両がS13もS14、S15も180SXもどれも新車価格を超えるような高騰ぶり。しかも、やっと手に入れても、日産の純正パーツ価格高騰をナメてはいけない。純正パーツが買えるだけいいという話もあるが、正直めちゃくちゃ高くなっている。下手に純正パーツ買うよりもチューニングパーツのほうが安いくらいだ。

 2)86/BRZ

 はっきりいってドリフトにはパワー不足。ちょっとリヤをスライドさせて遊ぶとか、定常円旋回の練習をするくらいならいいが、ドリフトを維持しようと思うとパワー的にかなりつらい。しかし、ターボキットもスーパーチャージャーキットもあるのが魅力。とくにドリフトならターボでドカンとパワーを出してあげると乗りやすい。

 エンジンはそれほど強くないが、350馬力くらいまでなら問題なし。それよりもミッションが弱いのが難点。とはいえ、さまざまな対策があり、とくにARMSから出ているミッションオイルキャッチタンクを装着してミッション内部の油面を上げてあげると効果的とのこと。

 車両は前期型なら100万円を切るくらいからある。純正パーツも高騰はしてないのでターボ化込みで選ぶならあり。

 オススメな一方で価格が高いのがネック!

 3)100系チェイサー/マークII

 4枚ドアのドリ車と言えば100系。パワーがありタフな1JZ-GTEエンジンを搭載。チューニングで1.5Jにすれば600馬力でも700馬力でも、なんなら1000馬力も夢じゃないが、こちらもシルビアシリーズ同様に車両高騰化が激しい。

 正直、ほとんどが程度に見合わない金額になってしまっているので、ドリフトベースとして選ぶとかなり厳しい。年式的にもかなりメンテナンスが必要なので、相当の覚悟をして購入が必要。挙動としては、ホイールベースが長く扱いやすいので、ビギナーの練習にもピッタリといわれたが、やはり価格面がネックだ。

 4)AE86

 頭文字Dで知られるドリフトマシンの名車中の名車。土屋圭市さんの愛車でもあり、華麗なドリフト走行でも知られる。しかし、このクルマはノーマルではハッキリいってドリフトには向かない。

 エンジンパワーは130馬力。現在ではもう販売されてないが、ターボを装着しても300馬力なんて夢物語。パワステが最上級グレードのAPEXだけのオプションだったので装着車両が少なく、ドリフト走行時のステアリングワークはかなり難しいのだ。

 ヘリテージパーツもリリースされてきているが、正直純正パーツが豊富とはいえない。なので、総合的に見てドリフトに向いている車種ではないのだが、ドライバーを育てるクルマなのは間違いない。AE86である程度スライドコントロールできれば、ほかの車種でもイージーにテールスライドをコントロールできるだろう。

関連タグ

こんな記事も読まれています

【買っておきたい21世紀名車】プレミアムを象徴する「挑戦の造形」、最高の時間を提供するレクサスLCの肖像
【買っておきたい21世紀名車】プレミアムを象徴する「挑戦の造形」、最高の時間を提供するレクサスLCの肖像
カー・アンド・ドライバー
6速MTのみ! スバルが新たな「スポーツセダン」初公開! 新型「WRX tS」米で登場!「日本でも売って!」反響は?
6速MTのみ! スバルが新たな「スポーツセダン」初公開! 新型「WRX tS」米で登場!「日本でも売って!」反響は?
くるまのニュース
フェラーリチャレンジ第3ラウンドSUGOでクラッシュした前澤友作が自身と川崎徳来の軽傷を報告
フェラーリチャレンジ第3ラウンドSUGOでクラッシュした前澤友作が自身と川崎徳来の軽傷を報告
AUTOSPORT web
日産「GT−R NISMO」は年収いくらなら無理なく買える!? 国産スポーツカーの代表モデルを購入するために必要な年収とは
日産「GT−R NISMO」は年収いくらなら無理なく買える!? 国産スポーツカーの代表モデルを購入するために必要な年収とは
VAGUE
トヨタの「次期型エスティマ」!? 結構ビッグな斬新「タマゴ型ミニバン」に熱望の声! ぐるぐる回る「シート」搭載の「FCR」に反響アリ
トヨタの「次期型エスティマ」!? 結構ビッグな斬新「タマゴ型ミニバン」に熱望の声! ぐるぐる回る「シート」搭載の「FCR」に反響アリ
くるまのニュース
[ホンダっ♪ホンダっ♪シティ~]トランクにピッタリ収まるコレ何だっけ?
[ホンダっ♪ホンダっ♪シティ~]トランクにピッタリ収まるコレ何だっけ?
月刊自家用車WEB
ヤマハ「トリシティ125」【1分で読める 原付二種紹介 2024年現行モデル】
ヤマハ「トリシティ125」【1分で読める 原付二種紹介 2024年現行モデル】
webオートバイ
宮田莉朋が異例のハイパーカー&LMP2“かけもち”デビュー。スーパーGT経験も活きる/ル・マンテストデー
宮田莉朋が異例のハイパーカー&LMP2“かけもち”デビュー。スーパーGT経験も活きる/ル・マンテストデー
AUTOSPORT web
これは一見の価値あり! 真紅のボディに真紅の車内のホンダN-VANがベースの軽キャンパー
これは一見の価値あり! 真紅のボディに真紅の車内のホンダN-VANがベースの軽キャンパー
月刊自家用車WEB
米国人、実は「中国EV」に興味津々! 40歳以下のなんと“8割”が支持、米企業の調査で明らかに バイデン100%輸入関税は効果があるのか
米国人、実は「中国EV」に興味津々! 40歳以下のなんと“8割”が支持、米企業の調査で明らかに バイデン100%輸入関税は効果があるのか
Merkmal
ネーミングセンス抜群!! [ファミリア]に込められた想いがアツすぎ! 今のマツダ〇って寂しすぎない!?!?
ネーミングセンス抜群!! [ファミリア]に込められた想いがアツすぎ! 今のマツダ〇って寂しすぎない!?!?
ベストカーWeb
[税率20%超え]で実は消費税より重かった! 30年以上前に存在した[物品税]ってどんな制度?
[税率20%超え]で実は消費税より重かった! 30年以上前に存在した[物品税]ってどんな制度?
ベストカーWeb
くるまりこちゃん OnLine 「前の愛車 」第100回
くるまりこちゃん OnLine 「前の愛車 」第100回
ベストカーWeb
エンケイ 新世代アイコニックホイールに新色追加!造形が引き立つ「ハイパーシルバーブラック」
エンケイ 新世代アイコニックホイールに新色追加!造形が引き立つ「ハイパーシルバーブラック」
グーネット
英・ケータハムの新本社工場オープン 生産能力50%増の年間750台へ
英・ケータハムの新本社工場オープン 生産能力50%増の年間750台へ
グーネット
日産「デイズ/ルークス」一部仕様変更 鮮やかな期間限定色「バブルガムピンク」を採用
日産「デイズ/ルークス」一部仕様変更 鮮やかな期間限定色「バブルガムピンク」を採用
グーネット
開幕セッション最速はトヨタ小林可夢偉。宮田莉朋のチームメイトの事故で赤旗終了/ル・マン24時間テストデー
開幕セッション最速はトヨタ小林可夢偉。宮田莉朋のチームメイトの事故で赤旗終了/ル・マン24時間テストデー
AUTOSPORT web
「モーターキャンプエキスポ2024」いよいよ開催!軽キャン、トレーラーなど90台集結 大阪
「モーターキャンプエキスポ2024」いよいよ開催!軽キャン、トレーラーなど90台集結 大阪
グーネット

みんなのコメント

27件
  • amw********
    >日本人たるもの1度はやってほしい! 

    無責任なことタイトルにしないように
  • cam********
    ドリフトと言う言葉は日本が発祥かも知れないが、バーンナウトと言う言葉で欧米では後輪を滑らせる走りがダートトラなんかでは昔からある。
    何でも日本発祥と言いたい気持ちも分からんでは無いが、韓国人みたいな事は止めた方が良い。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

2550.02800.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

-万円

中古車を検索
ターボの車買取相場を調べる

ベントレー ターボの中古車

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

2550.02800.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

-万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村